'05/12/15



いや、「お?」じゃなくてさ、
何眺めてるのかは知らんが
そんなかっこうしてると
後ろからいたずらされるぞ?
ほぅらこんな風になあつんつん。

ってお前が喜んでどうする!


スマート・ネコミミクス・シリーズその6
カチューシャの着用は
区別規定法で定められたヒトネコの義務。
というのは、カチューシャは
首輪に相当するヒトネコの身分証なのだ。
その中には情報タグが埋め込まれ
飼い主やヒトネコの個人情報などが入力されている。
着用していないヒトネコは野良とみなされ
区別規定法の一部が適用されなくなるため
飼い猫は例えプールなどであっても
カチューシャを外す事を許されない。
基本的に「一見して飼い猫と判る」事が重要なので
他のアイテムで代用される事はあまりない。
これはヒトネコの、人間社会における
ある程度の自由を得るための義務だが、
同時にこれは人間に管理されなければならない
ヒトネコの悲哀の象徴でもある。
区別規定法は基本ガイドラインの他に
規定範囲に5つの段階がある条項があり
この部分に関しては条令に近い扱いとなっているため
地域によってその規定範囲にバラつきがある。
ちなみに地域によってはメイド服が
身分証にこそならないが「飼い猫」の証明として
扱われる。